金魚一道は、らんちゅう、土佐錦魚、その他の金魚を取り扱う金魚専門の販売店・通販ショップです。

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金魚飼育前の準備

土佐錦魚イメージ

必要な飼育器具を調べる

「金魚すくいで持ち帰った金魚、水を入れた容器に移して2、3日したら死んでしまった。」
よく聞く話ではないでしょうか。
そう、金魚は水を入れる容器だけでは上手く飼う事はできないのです。
金魚用に販売されている主な器具を下に挙げます。
◆--◆は最低限必要なもの。○--○はあった方が良いもの。△--△は場合によってはあると便利なものです。
◆--◆のものだけは確実にそろえて下さい。
初めて金魚を飼育される方は、必要な器具が全て用意されたセットも販売されていますので、そちらから選ぶのも良いでしょう。

◆水槽◆
当然、必須です。昆虫などの飼育に使うプラケースやプラ舟などを使うことも可能です。それぞれの特徴は次の通りですが、水槽での飼育をオススメします。

・水槽
やや重いですが丈夫で長持ちします。透明度が高く側面から魚を鑑賞するのに最適です。
ポンプなどの観賞魚用品は水槽での使用を前提として作られているため、周辺器具との相性が良いです。

・プラケース
水槽に比べ軽く扱いやすいですが、水槽に比べ耐用年数が短めです。
安価なイメージですが、金魚を飼うのに十分な大きさの物を買う場合、水槽と大きな価格差はありません。
60cmクラスを超えるような大型の物は存在しません。

・プラ舟、トロ舟
安価で丈夫、サイズもありますが、魚を横から見ることができず屋内使用に適しません。

・金魚鉢
金魚といえば金魚鉢ですが、金魚の長期飼育には適しません。 
一時的に金魚を入れて楽しむインテリアと考えたほうが良いです。
水槽に入れる魚の数については下を目安にしてください。魚の大きさは頭の先から尾の先までを想定しています。
当然、水槽にはエアーポンプで空気を送っている必要があります。
新しい魚が欲しくなったり、魚が成長することを考え、これよりも少し少ないくらいにしておくと良いでしょう。

・30~45cm水槽
5~8cm程度の魚4~6匹。または8cm~10cm程度の魚2~3匹。

・60cm水槽
5~8cm程度の魚6~10匹。または8cm~10cm程度の魚4~6匹。または10~15cmの魚2~3匹。

◆フィルター◆
フィルター水槽に酸素を送り込む事と、水の汚れを取り除く事、二つの役割を持っているのがフィルターです。
いわゆる「金魚のぶくぶく」もこれの一種です。
金魚飼育ではエアーポンプ+エアーチューブ+投げ込み式フィルターの3点セットが定番ですが、主に熱帯魚に使われる上部式、底面式、外部式、内部式などなんでもかまいません。
種類も多いので、分かりにくい場合はお店の人に確認しましょう。
手っ取り早く済ませたい場合は流行の外掛け式フィルターがベターです。

○塩素中和剤○
水道水に含まれる塩素を中和するために使います。
汲み置き水を使えば中和剤は不要ですが、価格も安いですし買っておくことをオススメします。 

○水温計○
水温計金魚は魚の中では高水温、低水温に強く、さほど慎重に温度管理を行う必要はありません。
しかし、急な温度変化には弱いため、水換えなどで魚を別の水に移動する場合に水温を確認する必要があります。
移動元と先の温度差は±1度以内になるよう心がけてください。 
△砂利△
砂利バクテリアの巣となり、水質を安定させる効果があります。
水換えの際に砂利を軽く洗う作業が必要になります。
角のある砂利は金魚が怪我をする原因にもなるので丸い砂利か粒の細かいものを選びましょう。

△ヒーター△
砂利繁殖を行う場合にヒーターで金魚の状態を操作するために有効ですが、通常の飼育では必要ないでしょう。
ただし、ピンポンパールなどは低温に弱いといわれています。
最近は水温を17度前後に維持する金魚用のオートヒーターも販売されていますので使ってみても良いでしょう。
△水草△
水草 水質を安定させる効果はありますが、水草自体も生き物であるため、枯れれば水を汚す原因となります。
酸素供給の役には立ちません。見た目の好みもありますがアナカリスの方がカボンバより丈夫です