頂天眼(ちょうてんがん)
◆頂天眼の歴史◆
頂天眼中国が誇る宮廷金魚のひとつで、『出目らんちゅうの眼を上に向かせたのは、突然変異によるもの』という説が有力ですが、『深い壺に入れて改良した』という清朝伝説も全否定はしたくはないところである。
→写真:頂天眼
◆特徴◆
眼は上向きが最良となるのでしょうが、斜め前を向いているものもあり基本的には、上見で観賞するものだが、水槽での飼育でも本品種の持つ魅力を楽しむ事は、可能である。
水面付近の餌を好んで食べる傾向は見られるが、水中に漂う餌や水底に沈んだ餌も器用に食べる。
体形的には、非常に体長が長く、眼幅、体幅がないものから最近では、太みがあり花房の更紗、茶色や黒の黒のものも知られている。