尾の形(らんちゅうの選び方)
日本らんちゅう協会の審査基準は非常に厳しく、特に三つ尾の場合には、尾心が太いだけでつまみになってしまいす。非常に判断の難しい三つ尾の魚は、どうしても敬遠されがちで、現に最近の全国大会入賞魚もほとんど三つ尾がいなくなってしまいました。桜尾も人気がありません。おおむね1cm以上切れ込みがあれば四つ尾と言うようです。★その定説を打ち破り三つ尾で日本らんちゅう協会で大関をとる方が出る日を待ち望む声が多いのは事実です。
【尾型」 前掛かり(当歳勝負では前掛かりのある尾が人気でポイントが高いが、二歳まで持たない場合が多いと言われる)派手さに欠ける真横から親骨が出る尾は当歳でも二歳親でも勝負が出来る尾と言われている。
四つ尾で前掛かりのない尾
(二歳親でも勝負出来る尾)
四つ尾で前掛かりのない尾
(二歳親でも勝負出来る尾)
四つ尾で前掛かりのある尾
四つ尾で派手な前掛かりのある尾
四つ尾で三つ尾のように見せる魚がいいようです。舵の枚数(舵ビレの曲がりなど)は会では問題になりませんが、仔を採る場合は二本舵が望ましいようです。(舵ビレが曲がったりハの字だと泳ぎに少なからず影響があるようです。)
四つ尾舵二本真っ直ぐ
四つ尾舵一本真っ直ぐ(前掛かりあり)
尾舵二本
三つ尾舵二本真っ直ぐ
★下記は悪い形の尾
ビリがある尾舵が外向き二本
●尾張りがある魚
●前掛かりがあり、がっしり抑えがあり尾皿の大きい尾がいいようです。
●当歳魚で勝負する方は、前掛かりのある派手な尾型の魚がいいでしょう。
●当歳魚で仕上げて二歳で勝負する場合には、できるだけ前掛かりのない尾の方が良いようです。
●出来るだけ四つ尾で舵二枚の魚を手にいれる方が将来的に良いようです。