金魚の冬眠
金魚は冬眠をします。金魚に冬眠させる理由や、冬眠の方法、冬眠時の注意点などについて、情報をまとめてみようと思います。
◆なぜ金魚を冬眠させるの?◆
金魚の冬眠金魚は水温が10℃前後で動きが鈍くなり、水温が5℃以下になると冬眠します。
冬眠させると、寒さのために、生命の危機を察知し、春になって温かくなってくると、子供を産んで自分の子孫を残そうとする行動に出るようになります。このように子孫繁栄のために冬眠をさせるのです。
また、一度冬を経験した仔は、驚くほど丈夫に育つようになります。
◆冬眠の方法◆
水温が10℃を切るようになったら、餌を切り、餌切りから2日後に水を全部替えます。池のコケなどは残しておきましょう。
冬の間は餌を与えても、食べないことがよくあります。特に水温が下がる夕方以降は、消化不良をおこしやすくなるので、餌を与えるなら昼間にしましょう。
食べ残しが出ると、水の汚染にも繋がりますので、与える量はよく考えましょう。
◆冬眠明けは?◆
地域によって時期にズレがありますが、春暖かくなってくると水温が上がり、金魚は冬眠から起きてきます。
親魚は起きると産卵準備に入ります。仔引きをして増やしていく場合は、春になる前にいろいろと準備をしておきましょう。
春は病気が発生しやすい時期でもありますので、充分に注意してください。