高頭パール(こうとうぱーる)
◆高頭パールの歴史◆
高頭パール中国金魚の中でも、その独特な外見から広く知れた品種が珍珠鱗です。
珍珠鱗の持つパール鱗は、1848年には中国で出現したとされ鱗が肥厚して、真珠を半分に切ったような鱗辺が並ぶ事から付けられた名称です。
→写真:高頭パール
◆特徴◆
高頭パールは、普通鱗性のものと透明鱗性のものがある。
この白さは、肥厚した鱗の袋状のものの部分にカルシウム様の物質が蓄積する事で、成り立っている。
観賞魚の飼育者にとっては、松かさ病や鳥肌に見えることから敬遠されがちだが、特殊な鱗性である事を理解出来れば気持ち悪いものではない。むしろ可愛い。
頭頂に2つの丸い水泡状の肉瘤が発達したものが良い個体とされその2つが大きく、明瞭に分かれていて、大きさが均等であるものを最良のものとする。
白勝ち更紗の個体で、その肉瘤が揃っているものは見ごたえがある。
人気品種の為、中国から各サイズ、各色がまとまって輸入されてきている。