黒出目金（くろでめきん）
◆黒出目金の歴史◆
黒出目金出目金の体色変異のひとつで、全身が漆黒の出目金です。
日本では、出目金と言えば、素赤の個体よりもこの黒出目金の事を知っている人が多い。
黒色の金魚としても歴史が最も古いもので、らんちゅうやオランダ水泡眼などで、黒色体色のものが人気を得るようになったのは1990年以降の事である。
黒出目金が3歳以上になってから色が抜けてきたという話をよく聞きますが、ブラックらんちゅうや、ブラックオランダなどより長きに渡って系統繁殖されてきた事で、黒出目金の黒色はより濃い漆黒色になっている事は、間違えないと思われる。
→写真：黒出目金
◆特徴◆
体形は琉金で、左右に突出した大きな眼球が最大の特徴です。
生後数ヶ月すると、除々に眼球が突出しはじめる。
飼育に関しては、混泳に気をつけて頂きたい。
コメットや朱文金など動きが早くスマートな種類と混泳させると眼球を突かれたりしやすいので、出来たら同じ種類同士の飼育をオススメします。