金魚一道は、らんちゅう、土佐錦魚、その他の金魚を取り扱う金魚専門の販売店・通販ショップです。

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金魚について

土佐錦魚イメージ

黒らんちゅう(くろらんちゅう)

◆黒らんちゅうの歴史◆
黒らんちゅう原産地は中国です。
日本のらんちゅうが中国国内で突然変異して黒くなったという物ではなく、あくまでも日本のらんちゅうとは別物です。
中国において色々な品種を掛け合わせて、独自に改良されていったものが黒らんちゅうです。
→写真:黒らんちゅう

◆特徴◆
産地の9割近くが海外の魚です。
中国を筆頭にシンガポール、タイが主な産地。特にタイ産の黒らんちゅうは、中国産に比べると仕入価格が約5倍にも跳ね上がります。
泳ぎ方はらんちゅうと同じです。日本のらんちゅうと体型は同じなので、泳ぎも同じ感じなのですが、何故か黒らんちゅうは水槽専門魚です。上見魚として池やプラ舟で飼ってる人をあまり見かけません。


◆アドバイス◆
黒ければ黒いほど価値は上がります。と言っても、日本国内においては日本のらんちゅうほど珍重されないし、黒らんちゅうだけの品評会等もほぼ存在しません。

高品質の黒らんちゅうを供給しているタイ産はベルベットブラック。それはまさに黒出目金の黒で、最も日本人好みの黒です。しかも色落ちや色変わりしづらいという特徴を持っています。高額な黒らんちゅうを買っても、2ヶ月くらいで色変わりし、赤いらんちゅうに化けてしまったなんて事はよくある話。色々なショップを回っても漆黒の黒らんちゅうに出会えない事が多くあります。
青味がかった青文カラーや黒というよりフナ色だったりする事も結構多い。

タイ産と表記された安価な中国産も多く出回っています。
中国産は仕入値が安いので、店側もタイ産と偽って高値をつければ結構旨みがある。ただ最近の中国産は品質的にも徐々に高くなってきています。

タイ産と中国産の違いを見分ける判別法、それは腹の色の違い。例外もあるが、タイ産の黒らんちゅうは腹が黒い。中国産は白っぽい。

その違いを知らないと買って後悔することがよくあります。