ショートテール琉金(しょーとてーるりゅうきん)
◆ショートテール琉金の歴史◆
ショートテール琉金琉金は、中国金魚の文魚から日本で改良、磨きがかけられた品種であるが、その琉金が中国にもたらされ、中国金魚として累代繁殖が、行われた結果、尾びれが通常の琉金のように伸長しないタイプが出現した。
『出現した…』と言うより、生産過程で出現しても、日本では淘汰される為ほとんど見られなかっただけの事はある。
→写真:ショートテール琉金
◆特徴◆
日本産の琉金と同様の長さの尾びれを持つものよりこのショートテールのほうが、多数見られるほどである。
琉金の持つ大きく膨らむ腹型に、このショートテールは泳ぐのに不向きなように思われがちだが、水槽内ではごく普通に泳ぐことが出来る。
日本では、『琉金』のハネ物という印象が強すぎて生産者には敬遠されるようだが、丸い体形に短いヒレでチョコチョコ泳ぐその姿は、マレーシアから輸入されるピンポンパールやショートボディのオランダと共に、人気が高い品種といえる。