飼育容器(土佐錦魚の本格飼育法)
60cmすり鉢型の鉢
60cmボール型の鉢
40cmプラボール
40cmプラボール三重
容器は魚を作る上で非常に重要です。
土佐錦魚の飼育容器は何でもいい訳でなく 理想の鉢は今も昔もすりばち型の鉢が一番だと言われています。最近では、土佐錦魚用丸鉢が発売されていますが、ほとんどがお椀型です。すり鉢型での飼育が基本ということを忘れないで下さい。
すり鉢は形状的に作り難く、汎用性も無く、土佐錦魚専用に造っても、今は需要が少なくおわん型のボールとか容器を代用しているに過ぎません。それは目先や腹はできにくいかわりにすり鉢型より楽に手を抜いた飼育ができるせいもあります。ただ、素晴らしい魚を作出されている先達諸氏は、今も自作ですり鉢を造って、育てて、御椀型では出せない格段の良い結果を出しています。
このような形状が理想のすり鉢型の鉢です。
何故、昔からあるこの様な鉢をつくらないのでしょうか?
おわん型では、目先や腹はできにくいかわりにすり鉢型より楽に手を抜いた飼育ができるからかもしれません。
すり鉢型は変化が激しく、表面と底の温度差や、水質変化のスピードが速く初心者には難しいと言われていますがその代わり素晴らしい本物の土佐錦魚が出来る容器です。
あなたはどちらを選びますか?
すり鉢の入手法
自作作成法
保温なし:目幅が出て目先がなくなった
保温なし:目幅が出て目先がなくなった
同じ腹から生まれた仔ですが、保温があるなしで2ヶ月飼育した魚の画像です。体型も腹のでが悪いだけではなく全体的に痩せた感じです。
●容器の色の重要性
画像でもわかる通り全ての鉢には色が付いています。容器の色はグリーンや青などの濃い目の色がいいです。魚を落ち着かせるとともに光を吸収する色が良いようです。
注意:白色や透明などの容器を使用すると目が出てくるので使わないようにして下さい。