白点病
病名:白点病
症状:
最初は魚が体をガラス面や底に擦りつけて痒そうにします。
そして鰭や体に白い粒状の白点が出てきます。そして、白点が次第に体全体に広がります。伝染力が非常に強いため混泳している魚全てに治療する必要です。
末期症状になると鰓にも寄生し魚は呼吸困難に陥ります。もちろん食欲もなく水面に浮かんできたり水底に沈んで動かなくなります。また皮膚がタダレたり剥がれてしまう為にエロモナス菌等が傷口から侵入し穴あき病等の二次感染し酷く衰弱し死に至ります。
水温15℃~18℃である春、梅雨、秋に発生しやすい。
治療法:
(1)飼育水の水量に対して0.5%の塩を飼育水に添付する。
(2)薬による治療。メチレンブルー、グリーンF、アグテン、マカライトグリーン等が主に白点病に効果があります。
(3)飼育水の水温を25℃~30℃にする。(白点病の原因であるイクチオフチリウスという寄生虫は約25℃で活動が弱くなり約30℃で活動が停止し死滅します)
※水温を上げる際はいきなり上げるのではなく徐々に上げるようにし魚に負担がかからないようにする。
病気は早期発見が最重要になりますので飼育水をこまめに水替えし魚をよく観察して下さい。