エラ欠(えらかけ)エラブタ欠損
遺伝性の高い欠点です。エラブタにポッコリ穴が開き鰓が見えたままになります。
通常の繁殖では、殆ど出現しませんが、ある一定の条件を満たすと発生する事があります。
遺伝的な要因が大きく関係するといわれますし、環境変化でも起こる場合があり、針子や青仔の時期に急激な水温変化が起こると、エラ蓋が変形縮小すると言われている。
ヒーター使用時などの電源が切れて急激に温度が下がった場合に起こりやすい。
遺伝的なもので、近親交配が進み血が濃くなるとエラ欠けが出やすいといわれている。
また、エラ欠けの遺伝子を持つ親と交配すると高い確率でエラ欠けが発生、生まれた仔のほぼ全体にエラ欠けが発生する場合もあるので、新規に導入の親の選定には、十分の注意が必要です。
エラ欠けの兄弟がいる魚の仔からは、仔をとらないようにすると良いでしょう。